犬たちが発するサイン「カーミングシグナル」
カーミングシグナルは犬のボディーランゲージの一つで、動作や声、また体の状態などで、喜怒哀楽などの感情を示しています。カーミングシグナルを理解して愛犬とコミュニケーションをとりましょう。
そっぽを向く。目線をそらす
相手を落ち着かせたい、あるいは敵意がないことを示しています。飼い主に叱られているときや他の犬が近づいてきたときにによく見せる行動です。無視をしているわけではなく不安を感じているので、こんな時には優しく話しかけてください。
床や地面のニオイを嗅ぐ
においを嗅ぐのはその場所の情報を収集するためです。私たちが見たり聞いたりして情報を得ることと同じ成果を犬はニオイを嗅ぐことで得ています。この行動が中断されるとストレスを感じるので、ある程度愛犬のニオイ嗅ぎを受け入れてあげましょう。老犬になると、この刺激がとても大切になります。短い時間でも散歩をして情報収集をさせてあげましょう。
また、自分や相手を落ち着かせようとする場合にも見られます。
体を振る
自分に向かって近づいてくる人間や他の犬に対して不安を抱いているとき、体をブルブルと振ります。ストレスを感じた嫌な気分を現わしており、このしぐさで気持ちを静めています。怯えている相手に対して、自分が敵意を持っていないことを現わすときにも使います。
頻繁にブルブルする場合は体の異常や病気の可能性もあるので、早めに獣医師に相談しましょう。
自分の口や鼻をなめる
不安を感じている自分を落ち着かせようとする時にします。他の犬に対して示すときは、緊張をほぐそうとするサインで、敵意がないことの現れです。
こんな時はじっと見たり、近づいたりせず、愛犬から寄ってくるまで待ってあげましょう。
静止。ゆっくりした動き
散歩中に他の犬と遭遇した時によく見られます。何度か立ち止まり、相手を刺激しないように落ち着かせながら近づいていきます。
遊びに誘う
前足をかがめお尻を持ち上げるような姿勢は歓迎の気持ちと喜びを示しています。
遊んで~♪と誘っているので愛犬の喜ぶ遊びでたくさんコミュニケーションをとってあげましょう。
また、この姿勢でじっとしているときは、相手を落ち着かせようとしています。
座る
争いごとを回避するためや、服従と安全を確保するための行動です。こんな時は飼い主も座って動きを止め、静かに名前を呼んで安心させてあげましょう。
何度もあくびをする
あくびは相手に落ち着いてほしい時や犬がストレスを感じた時などにします。
飼い主が叱ったときや、家族がけんかをしているときによく見られます。ワンちゃんにストレスがかかってしまうのでケンカはやめましょう!
間に割って入る
人間同士、犬同士が接近し、緊張関係が高まりそうなときに出すシグナルで、争いを防ごうとしています。
仲良くくっついて座っていると、何故か真ん中に割り込んでくることありますよね(笑)これはかまってほしいという気持ちがあるかもしれませんね。。
伏せる
相手の興奮をおさめるときや、落ち着いてほしい時に行います。「私は疲れた。みんなも落ち着いて」というメッセージです。
体を背ける
興奮した相手を落ち着かせるための強い態度(拒否)のシグナルです。他の犬に吠えられたり、飼い主に叱られたりしたときによく見られます。
いつも飼い主さんの言うことをしっかり聞きますがたまにはワンちゃんも強気な態度で主張します。
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