狂犬病
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狂犬病は発症すると、ほば100パーセント死亡する恐ろしい伝染病ですが予防接種をすることで感染を避けられます。
- 予防注射は年に1回の接種が必要
- 予防接種は法律でも義務付けられていて、犬を飼い始めたら必ず役所に登録し、鑑札をもらうことになっています。登録が済むと毎年決まった時期に役所から知らせが届き、予防注射を受けると証明書が発行されます。
伝染病
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多くの伝染病は混合ワクチンで予防できます。予防する病気の数によって3種混合からあり、一般的な動物病院では9種混合まで接種できます。第一回目は生後60日前後を目安にし、約1か月後に2回目を接種します。その後は毎年同じ時期に1回打つのが一般的です。
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このワクチンは人間のような終生抗体をつくるものと違い、だいたい1年程度で効果が薄れるため、1年に1回の接種が必要です。予防接種をしたことで感染しにくくなり、仮に感染しても軽度で済みます。
フィラリア
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感染すると食欲不振や息切れなどを起こしやすく歩いていて突然転んだり咳き込んだりすることも多くなります。予防薬を飲むことで100%防ぐことができます。飲む薬の量は犬の体重によって異なり、飲ませる時期も地域によって変わってくるので獣医と相談して決めましょう。
避妊と去勢
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避妊をすると女性ホルモンが関係する病気や女性器特有の病気を避けられる可能性が高い
- 去勢をするとマーキングの習性やメス犬に興奮し追いかける行為などを減少させられる可能性がある
- 男性ホルモンが関係する病気や男性器特有の病気を避けられる
- 手術後は太りやすくなるので体調管理をする
- 手術をすることでその犬の本来の性格が変わったりすることはありません。
分離不安
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飼い主から離れると不安になり、問題行動や異常行動を起こすことを言います。留守番の間中、長時間に渡ってずっと吠え続けたり、寂しさを紛らわすため、イタズラとは言えないほどの激しい破壊行動をしてしまったりします。依存心の高い犬に見られる傾向があります。
強迫神経症
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飼育環境の変化や飼い主や家族、同居犬との関係といった長期ストレス下で現れますが、原因ははっきりしていません。症状としては、足や爪を皮膚炎になるまでなめ続けたり、自分の尻尾を追いかけてぐるぐる回ったり、自分の体を傷つけたりしてしまいます。
パニック症候群
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雷、花火、激しい雨、工事の音、サイレンなどの大きい物音や、突然の動きなどに遭遇すると、パニック状態になり、制御やコントロールが効かなくなります。臆病で神経質なタイプの犬に見られます。
攻撃症
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激しい威嚇や攻撃行動が見られる病気で、遺伝的な要素や性格が原因の場合か、他の病気や怪我による症状の可能性も考えられます。「テリトリーを守る」「恐怖心」「支配性」の大きく三つの要因に分けられます。
胃捻転
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大型犬によく見られる症状で、フードを一度に食べその後すぐ大量に水を飲むことで胃の中にあるフードが水分を含み一気に膨張しておこります。食後の水の与え方に注意してください。
肥満
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愛犬の1㎏の体重増加は、人間の体重が5㎏増えたのと同じになるので注意してください。
- 標準体重の簡単な見極め方は、両手で軽く胸のあたりの側面を挟んでみます。この時、肋骨を軽く感じられれば正常。背骨も同様に上から軽く押さえて感じられれば大丈夫です。
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